電源を切れば、全て消える
現在(22/3/18)、ロシアとウクライナ情勢が多くの国に多大なる影響を及ぼしています。
ウクライナは、たった3週間で約14兆円の経済損失だと指摘されます。
国全体で考えれば、もう簡単には言えない数字になっています。
また、世界が一斉に手を合わせて行った経済制裁の一つに、多くの方が初めて聞くSWIFTがあります。
SWIFTは国際決済システムをさし、異なる国同士の金融決済を円滑に行う+安定を図るために、 国際銀行間通信協会と呼ばれる機関によって管理されています。
片方のルールをもう片方に「押し付けることがないように、公平に取引を行う」ことを前提にしているため、今回ロシアはその枠から一時的に外されてしまいました。
当然の報いだ…といった声も聞こえてきそうですが、今世界中で再熱しているのは「仮想通貨」です。
常に不安定であることは指摘せず、コロナ禍で仮想通貨の価値は飛躍的に上昇し、今回の件で一時的に下落しましたが、再び上昇傾向にあります。
この流れは、現在日本が直面する「円安」と同じで、どこかで誰かが撤退し、そこにつけ込んで参入する…、これは経済(マネーの流れ)では日常茶飯事です。
株式市場も同じように、「押し引き」で若干の乱気流に突入していますが、ロシア・ウクライナの情勢が解決すれば、再び安定するでしょう。
…と、こんなことはここでお伝えしなくても、「知っとるわ!」ですよね?
私は、「仮想通貨は、株式と違って何か確実なものがあって動いているのか」と常に考えてしまいます。
株は、株式という(一応の)「有形」があり、その有形を売り買いすることで生まれるデリバティブ(金融派生商品)は、それぞれの取扱企業によって保証されます。
しかし、何度仮想通貨について考えても、私の頭から「電源切れば、全て消えるよ」という囁きが残ってしまいます。
幼い頃に、電車内で大人が話す「金の棒は、裏切らないよ」という言葉も合わさり、仮想通貨には確固たる保証がどこにもなく、受け皿さえ明確ではないように思えてなりません。
まだまだ浅はかな知識・経験だけで物事を話すことは良くないので、この辺でやめます!
しかし、IT・Webの仕事は「電源切れば(=電力がなければ)、全て消えるよ(終わるよ)」を常日頃から意識しなければと思う今日この頃です。
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